書いて覚えるという覚え方は色々な場面で使うことができますので、何かを覚えたいときはぜひやってみてください。 「花の色は」と来たら「我が身世にふる」とすんなり出てきやすい歌なのでぜひ覚えておきましょう。 (「百人一首」で有名な神社のそばに住んでいますので・・・) そこでは、決まり字という方法で覚えていきます。
語彙力がアップする:古典でしか使わないような言葉遣いに触れることができる。
必ずあなたの中に何かを残してくれる歴代の芸術作品の一つであると、私は思います。
必要なのは「取り札 下の句 」を見て「決まり字 上の句 」を思い出す記憶方法です。
最短ルートで札を取りに行くことができる、強力な取り方です。 顧みれば、私も高校の時に暗記したという記憶があります。
要は、丸暗記するだけなら、してもしなくてもいいし、和歌の意味や作者のことを調べていき、古文(あるいは日本文学)全般の勉強につなげていくのなら、非常に価値が高いものであるということ。
秋の長雨で花が散るのと同じように、自分の容姿も時間の経過とともに衰えていく切なさを表現していて、絶世の美女であったという小野小町らしい歌ですね。
百人一首は紙の札を使ってやるに限るという人の場合は、「100首ランダム読み上げ」機能を使えば、実際の紙の札を使ってカルタ取り楽しむこともできます。
では、無駄であったのか? 人生で無駄なことというものはない、という立場に立てば、無駄ではなかったのかもしれない。 「さしもしらじな燃ゆる想いを」とか「わがみよにふるながめせしまに」とか「むかしはものをおもわざりけり」と聞いて、誰の句で、どういう感情を唄っているのか判る位の教養は日本人としてあるべきだと私は思います。
19私が中学生の時は「百人一首大会」が授業の一環で開催されるなど、百人一首は古典の勉強をするのにとても身近ないい教材でした。
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でも、文化とか文明というものは、そうやって「受け継いで」いくものではないでしょうか。
確かに、通常の生活ではあまり触れることのない世界であることに間違いはありません。
そうすると繰り返し学習と同じ効果が得られ、早く覚えることができて、早い段階で暗記することができるでしょう。
スポンサーリンク 押え手 札を押さえるようにして取る方法です。
この「下の句」にも、その「下の句」である事を特定できる「下の句」の決まり字があり、この一覧では、その部分を 青字で表示します。 公家の間ではたびたび歌合が開かれ数々の有名な和歌が誕生しました。 さらに翌日は前々日に暗記したものから確認してみる。
二枚札の和歌を頭に入れる覚え方をそれぞれ見てみましょう。
その意味では、一人で黙々と暗記をするよりも、家族や仲間と一緒に遊び感覚で覚えていくのが一番自然な形なのかもしれません。
古くは戦国時代に宮中や大奥などで『かるた』として遊ばれていたと言われています。
例えば、「きみがため」で始まる札は二枚あるため、「きみがためは」・「きみがためお」のいずれかが読まれた時点でようやくどちらの札を取るべきかを判断できます。
スポンサーリンク 百人一首を覚えるための語呂合わせ一覧表 No 上の句 下の句 覚え方 1 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露にぬれつつ 秋の 露にぬれつつ 2 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 春過ぎて 衣ほす 3 あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む 足 長々 4 田子の浦に うちいでてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ 田子ノ浦 富士子ちゃん 5 奥山に もみぢふみわけ なく鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき 奥山君の 声を聞く 6 かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きをみれば 夜ぞふけにける 傘が 白い 7 天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも 天野 ミカ 8 わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり わがいほは 宇治山 9 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身よにふる ながめせしまに 花の わが身よ 10 これやこの 行くも帰るも わかれては しるもしらぬも 逢坂の関 これや 知る 11 わたの原 八十島かけて こぎいでぬと 人にはつげよ あまのつり舟 やそしまさん 人にはつげよ 12 天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ あまつ風 を止める 13 つくばねの 峰よりおつる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる つくばねの 恋ぞつもる 14 みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに みだれそめにし 我ならなくに 道の 乱れ 15 君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪はふりつつ 君がため春 雪は降る 16 立ちわかれ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば いまかへりこむ 立ち別れる 松と 17 ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは ちはやぶる からくれない 18 住の江の 岸による波 よるさへや 夢のかよひ路 人目よくらむ 炭の 夢 19 難波潟 みじかき蘆の ふしのまも あはでこの世を すぐしてよとや 難波潟 泡で 20 わびぬれば いまはたおなじ 難波なる 身をつくしても あはむとぞ思ふ わびぬれば 身を尽くしても哀れ 21 今こむと いひしばかりに 長月の 有明の月を まちいでつるかな 今こむ 有明 22 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ 吹く 山風 23 月みれば ちぢにものこそ かなしけれ わが身一つの 秋にはあらねど 月見る わが身一つ 24 このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢのにしき 神のまにまに この もみぢ 25 名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人にしられで 来るよしもがな 何塩 人に知られ 26 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば いまひとたびの みゆきまたなむ おぐら いまひちゃん 27 みかの原 わきて流るる いづみ川 いつみきとてか 恋しかるらむ ミカの いつ? 28 山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば 山里は 一目見たい 29 心当てに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花 心当てに 置き 30 有明の つれなく見えし 別れより あかつきばかり うきものはなし 有明の あかつき 31 朝ぼらけ 有明の月と見るまでに 吉野の里に 降れる白雪 有明の月が 吉野の里に 32 山川に 風のかけたる しがらみは ながれもあへぬ もみぢなりけり 山側に 流れる 33 久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 久方の 静かな心 34 誰をかも しる人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに 誰を 待つ、昔の友 35 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香に匂ひける 人は 花 36 夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ 夏の 雲の 37 白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける 白露を つらぬく 38 忘らるる 身をば思はず ちかひてし 人の命の 惜しくもあるかな 忘らるる 人の命 39 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき 朝、十の 余り 40 しのぶれど 色に出でにけり 我が恋は 物や思ふと 人の問ふまで 忍ぶ 者 41 恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり 人しれずこそ 思ひそめしか 恋する蝶は 人しれず 42 ちぎりきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波こさじとは ちぎりきな 末の松 43 あひみての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり 愛は 昔 44 あふことの たえてしなくば なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし 会うこと 人と 45 あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな あわれな 身 46 由良のとを 渡る舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな 由良ちゃんが ゆく 47 八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり 八重? 人こそ三重ね 48 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな 風を くだけ 49 みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえて 昼は消えつつ 物をこそ思へ ミカ気も 昼は消え 50 君がため 惜しからざりし いのちさへ 長くもがなと 思ひけるかな 君がためを 長く 51 かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな もゆる思ひを 書くと 刺し 52 あけぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな 開け(あけ) なお恨めし 53 なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは いかに久しき ものとかはしる 嘆きの イカ 54 忘れじの ゆく末までは かたければ 今日をかぎりの いのちともがな 忘れじ 今日(けふ)を 55 滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ 滝の 名こそ流れる 56 あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの あふこともがな あらざさ いまちゃん 57 めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな めぐりあい 雲かくれる 58 ありま山 ゐなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする 有馬は いーで 59 やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな やすらは 傾く 60 大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立 大江山は まだ踏みません 61 いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に 匂ひぬるかな いにしへの けふここ 62 夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ よを よに 63 いまはただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな 今は 人づてなら 64 朝ぼらけ 宇治の川霧 絶え絶えに あらはれわたる 瀬々の網代木 宇治の川が 現れる 65 うらみわび ほさぬ袖だに あるものを 恋にくちなむ 名こそをしけれ 恨み 恋に朽ちる 66 もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし もろ友に 花よ 67 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなくたたむ 名こそをしけれ 春の夜の かひなく 68 心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな 心に 恋しい 69 あらし吹く み室の山の もみぢばは 竜田の川の 錦なりけり 嵐が 立つ 70 さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづくもおなじ 秋の夕ぐれ さびしさ 伊豆くも 71 夕されば 門田の稲葉 おとづれて 蘆のまろやに 秋風ぞ吹く 夕 足 72 音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ 音に聞く 賭け 73 高砂の をのへのさくら さきにけり とやまのかすみ たたずもあらなむ 高砂の 戸 74 憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを うかれている ハゲ 75 ちぎりおきし させもが露を いのちにて あはれ今年の 秋もいぬめり ちぎりおきし あはれ 76 わたの原 こぎいでてみれば 久方の 雲いにまがふ 沖つ白波 わたはら漕ぐと 白波 77 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ 瀬が 割れる 78 淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜ねざめぬ 須磨の関守 淡路島に 行くよ 79 秋風に たなびく雲の たえ間より もれいづる月の 影のさやけさ 秋風が もれる 80 長からむ 心もしらず 黒髪の みだれてけさは 物をこそ思へ 長からん 乱れてけ 81 ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる ほととぎすは タダ(無料) 82 思ひわび さてもいのちは あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり 重い 浮き 83 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる 世の中よ 山の奥にも鹿 84 ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき 長良川に 牛がいる 85 夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり 夜も 暇さ 86 なげけとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな 嘆け 過去 87 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ 村の 霧 88 難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき 難波江の 身を尽くした恋 89 玉の緒よ たえなばたえね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする 玉野 しのぶちゃん 90 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず 店 濡れる 91 きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む キリギリスの 衣は固い 92 わが袖は 潮干にみえぬ 沖の石の 人こそしらね かわくまもなし わが袖は 人こそ知らね 93 世の中は つねにもがもな なぎさこぐ あまの小舟の 綱手かなしも 世の中は あまの 94 み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり 見よ ふるさと 95 おほけなく うき世の民に おほふかな わがたつ杣に 墨染の袖 大きなク ワガタ 96 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり 花誘う ふり 97 こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ 来ぬ人を 焼く 98 風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける 風そよぐ みそ 99 人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は 人も 世を思う 100 ももしきや ふるき軒ばの しのぶにも なほあまりある 昔なりけり ももひき なお余り スポンサーリンク. 自分の近くにある札は取りやすく、相手には取りにくいため、自陣の札は優先的に記憶しておくと良いでしょう。
「わかなつむ」の対戦機能を使えば、いつでもどこでも手軽にお友達と2人で本格的な百人一首の対戦を楽しむことができます。
「『あしなが』はもう覚えた!」 「『来ぬ人を焼く』も覚えた!」 「あと、『あまのミカサ』も覚えた!」 と、だんだんノッてきたようです。 さらに、この三首だけを見比べてもおわかりのように、二文字目まで同じ札も存在するわけです。 歴史的仮名遣いで書かれているのが特徴で、恋の歌や季節の歌などがあります。
あなたが今後どんな世界に行きたいかによってその必要性は変わってきますけど、数学や化学だけでなく、こういうことも理解できた方が話題も豊富になるし、目に見えるものごとも少し違って見えてきますし、知らないより得することは多いと思いますよ。
渡り手 同じ陣地の札を 二枚同時に取る方法です。
見渡せば、花も紅葉も無かりけり、浦の苫屋の秋の夕暮れ これは新古今ですけど、文字の並び、音のつながりが、もううらぶれた小屋だけがある海辺の夕暮れの姿になっていて、その光景をありありと読んだ者の脳裏に彷彿させるだけでなく、これもまた趣のある風景であると感じさせる句です。
ぜひ自分オリジナルの語る呂合わせを作って早く覚えるといいでしょう。
たとえば視野をぼんやりさせる、逆に札の一点に視線を集中させるなど、やり方はいろいろあるので、自分に合った集中方法を見つけてみてください。
突き手 突くようにして札を取る方法です。